年収アップも一つの目標
ケアマネージャー(ケアマネ)にキャリアアップをすると、年収が大幅にアップすることが多いです。データからもそれが明らかです。ケアマネージャーの前提となる介護福祉士の資格を持っているだけなら、平均年収は310万円ほどしかありません。しかし、ケアマネージャーの資格を取得した後には、それが370万円近くにまで上昇します。平均年収で60万円の差というのは、かなり大きいです。人によっては、100万円以上も年収が増えることもあるでしょう。生活を安定させるためには、非常に有効な手段となります。もちろんケアマネージャーよりも上の資格もあり、さらなる年収アップについての詳細はこちらへ。
ちなみに、ケアマネージャーになるためには五年の実務経験が必要になります。これはつまり、仕事をしながら資格取得を目指せるということです。日々の仕事が受験資格を満たす役に立つので、キャリアを中断する必要がなくなります。スムーズかつ段階的に、無駄なくキャリアアップできる点が素晴らしいと評判です。仕事に穴を空ける必要もなくなりますし、長く働いていれば自然とこの資格を取得できるところまでいけます。
しかし、実際のケアマネージャー試験は合格率が相当に低いので、一発で合格をすることは難しいかもしれません。受験資格を満たした後、数年かけて合格をしていくつもりで挑むのが正解かもしれません。現状では合格率は15%前後なので、下手をすると合格までに十年近くかかることもあります。ただ、落ちたからといってこれといったデメリットは発生しません。受験に向けて勉強したことは自分の力になっているはずですから。